イソジンで口臭ケア!?口臭ケアで知っておくべき2つのポイント

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イソジンで口臭予防?

うがい薬として使用されているイソジンですが、口臭のケアができるという噂を聞いた事はありませんか?

イソジンを使えば風邪の予防もできて、口臭ケアもできるとなればやってみようかなと思う人も多いのではないでしょうか。結論としては、イソジンには殺菌効果があるので、雑菌由来の口臭には効果があります。しかし、間違った使い方をすると口内を乾燥させてしまって逆に口臭を強めてしまったり、イソジンの色素で歯が着色してしまうなどのリスクがあります。

この記事ではイソジンでケアできる口臭とケアできない口臭の種類について、イソジンの正しい使い方、正しい口臭ケアについて詳しく解説していきます。そして口臭とイソジンに関する正しい知識を知り、あなたの口臭ケアに役立ててください。

1. イソジンでケアできる口臭とケアできない口臭

世の中にはガムやタブレット、歯磨き粉に口腔洗口液など様々な口臭ケアグッズがありますよね。どれを使っても全ての口臭の原因に対応できるならこんなに楽な話はありませんが、そうではありません。ここでは、自分の口臭の原因がなにで、それがイソジンでケア出来るものなのか、出来ないものなのかお伝えします。

1-1. イソジンでケアできる口臭

イソジンでケアできる口臭

まずは、イソジンでケアできる口臭 についてお伝えします。イソジンでケアできる口臭には、雑菌由来の口臭と食べ物自体からの口臭があります。それぞれ見てみましょう。

1-1-1. 雑菌由来の口臭

口内の雑菌由来の口臭ならばイソジンでケアできます。なぜならイソジンの有効成分であるポビドンヨード に効果があるからです。ポピドンヨードについてはイソジンのHPにこう記してあります。「ポビドンヨード(PVP-I)は幅広いウイルス、細菌、真菌などに対し、迅速に不活化・殺菌作用を発揮します。」つまり、口内の雑菌に対して効果があるという事です。

1-1-2. 食べ物自体からの口臭

その食べ物自体が強い臭いを持っている口臭はイソジンでケアできます。例えば、納豆やチーズなどです。このような食べ物は食べてすぐは口臭がしますが、ほんの20~30分もすれば、唾液の浄化・消臭作用で、ほとんど解らなくなるのが普通です。それでも今すぐに口臭ケアしたい人は、食べてすぐイソジンでうがいするのも悪くないと思います。

1-2. イソジンでケアできない口臭

イソジンでケアできない口臭

イソジンでケア出来ない口臭 も沢山あります。どちらかというとこちらの方が大切かもしれません。イソジンでケアできならどうすればいいのかと思いますよね。なぜイソジンではケアできないのかという事をおもにこの章ではお伝えします。

1-2-1. 食べ物に含まれる成分の反応による口臭

食べ物に含まれる成分が体内で反応し臭いのある成分になります。その臭い成分が肺からの吐息として発生して、口臭になります。例えば、ニンニク・ニラ・ラッキョウ・キムチ・アルコールなどです。これはイソジンではケア出来ません。しかもこれらを食べた時の口臭は、肺から出るので口内のスプレーやガムなどの臭いでは抑えきれないことが多いです。また、その口臭も、1~3日くらい続く場合があります。食べるときには、口臭に特に注意が必要です。ケア方法としてはブレスケアなどの錠剤で胃までとどかせてケアするしかないです。

1-2-2. 歯周病、虫歯由来の口臭

ジンジバリスという歯周病の原因となる菌がいます。このジンジバリスは歯周病だけでなく、口臭の原因にもなり非常に臭います。ですので、ジンジバリスをやっつけること、つまり歯周病をケアすることがジンジバリス由来の口臭ケアになります。そもそも歯周病は歯垢という歯の汚れから来るものであり、歯垢はヌメヌメした細菌の塊で、イソジンでうがいをする程度では歯垢のケアは出来ません。歯垢を落とすには歯ブラシやデンタルフロスや歯間ブラシ、歯科医院での歯のクリーニングのように物理的に落とすしかないからです。しかも歯垢にはおびただしい数の病原菌が集まっていますので、歯垢をケアすることは口内全体のケアにもなります。

1-2-3. 内臓由来の口臭

内臓が原因の口臭もイソジンではケア出来ません。そもそも内臓が原因の口臭は内臓の調子が悪いことから発生します。例えば胃の調子が悪いと消化不良になり、消化吸収される前に食べ物が発酵してしまいます。発酵すると硫化水素というガスが発生し、血液に混じって肺に送られ、口臭に発展します。他には肝臓が弱っているときも口臭が発生します。これらはイソジンでは全くケアできません。ですので、まずは自分の体のどこが悪いのかはっきりさせ、適切な対処しましょう。口臭から体の異常に気付くこともありますので、イソジンでうがいをしても口臭に改善が見られない場合は、体の状態を調べてみるのもいいと思います。

2. イソジンの使いすぎによりおこりうる2つのリスク

イソジン使いすぎによるリスク

イソジンを使って風邪の予防のついでに口臭ケアもという気持ちは分りますし、口臭ケアしようという意識は非常に嬉しいです。ですが、イソジンは使いすぎるとかえって口内に悪影響を与えることもあります。この章ではイソジンで口臭ケアするリスク についてお伝えします。

2-1. 口内が乾燥し口臭が発生する

口内が乾燥することでも口臭は発生します。イソジンによるうがいで口内が潤うと感じたり、使っていなくてもそう思っている人もいると思いますが、イソジンではかえって口内が乾燥するのです。イソジンにはエタノールというアルコールが含まれており、エタノールは口内の水分と共にすぐ蒸発してしまうので、口内が潤うどころかかえって乾燥してしまうのです。ドラッグストアで量販されている口腔洗口液もアルコールが含まれているものが多いので、使うことはあまりオススメできません。

2-2. 色素により歯が着色する

イソジンのポビドンヨードヨウ素の茶色をしています。イソジンでうがいをし続けると、歯の再石灰化という再生過程でヨウ素の色素が取り込まれてしまいます。そのため、歯が茶色く着色してしまいます。

3. 口臭ケアの正しい2つのポイント

日々の口臭ケアで気をつけて欲しいのは、口腔洗口液はなんでもいいのではないということ。実は口内を唾液で満たすだけでも十分な口臭ケアになります。 この章では口腔洗口液を選ぶときのポイント口内を唾液で満たすポイントをお伝えします。

3-1. 口腔洗口液はノンアルコールなものを選ぶ

とにかく大切なのはアルコールが入っていないものを選ぶということです。一般的に口腔洗口液に含まれているアルコールはエタノールで、商品の成分には【溶剤/エタノール】と表記されています。とにかくこれは避けましょう。では、どういったものがノンアルコールで尚且つオススメなのかということになります。ここでは2つ紹介しますが、使用感が違いますので、実際に使ってみるもしくは使用感などについてレビューや感想を見るのも良いと思います。今回は使いやすさ順でご紹介します。

(1)セラブレスオーラルリンス

therabreath

セラブレス オーラルリンス は、アメリカ生まれのノンアルコール口腔洗口液です。ClO2という二酸化塩素製剤が口臭の原因の口腔内の汚れ等に直接的な働きかけをして、一度使うと口臭予防の効果が12時間程度続きます。また、ClO2は生体に無害な「安全性レベル I 」に認定されていて、安心出来る物質です。塩素とは、全く異なる安心な物質です。自然な原料から作られているため多くの歯科医院もオススメしています。ただ、オンラインショップや歯科医院でしか買えず、市販品と比べるとやや高めです。そういう方にはミニボトルもおすすめです。88.7ml,550円と約1/4の価格で楽天で購入できます。高めではありますが、効果は期待できる一品です。

セラブレスオーラルリンス

セラブレス オーラルリンス 473ml (2,000円、アルファネット)

(2)プロフレッシュ

profresh

こちらのプロフレッシュ もアメリカ生まれのノンアルコール口腔洗口液。プロフレッシュの基本成分もセラブレス同様ClO2という二酸化塩素製剤で、この二酸化塩素製剤が長時間の口臭予防を実現します。セラブレスとは異なり添付のA液・B液をボトル内に入れることで、二酸化塩素を発生させます。セラブレス同様、オンラインショップや歯科医院でしか買えず、やや高めです。高めでも価値ある一品です。

プロフレッシュ

プロフレッシュ 500ml (2,700円、アルファネット)

セラブレスもプロフレッシュも成分的には似ていますが、くちラボ編集部としてはセラブレスが使いやすくておすすめです。

3-2. とにかく唾液を出す

口臭ケアと聞くと何か特別なことが必要な気がしてしまいますが、実は口内をだ液で満たすだけでも十分な口臭ケアになります。ここでは、とにかく唾液が出る方法をお伝えします。どれも手軽だと思いますのでぜひ試してください。

(1) 梅干やレモンなどすっぱいものを食べる

lemon

酸っぱいものを食べたときに唾液がたくさん出るのは、味覚・唾液反射とよばれる反射性の分泌によるものです。これは、体が酸味を毒と判断して生じる反応だと考えられています。毒性のあるものは強い酸味を伴うものが多く、そういうものを口に入れると、その毒性を薄めようと唾液をたくさん分泌する働きが、人間には備わっているのです。また、強い酸が口の中に入ると、歯の表面のエナメル質を柔らかくし、このエナメル質を擦り減らせてしまうのですが、一気にたくさんの唾液を分泌することで酸を薄め、これを防止しようとする役割も味覚・唾液反射にはあるのではないかと言われています。

(2) ガムを噛む

ガムを噛むことで、唾液腺が刺激されたくさん唾液が出ます。唾液腺から分泌されている成分に“パロチン”というものがあり、これは成長ホルモンの一種で、筋肉、骨、内臓、歯、髪の成長を促すもので、補修やリペアをしてくれることで老化を最小限に食い止め、エイジングケア効果を発揮してくれます。さらに、女性ホルモンのエストロゲンも活性化させることも分かってきたので、コラーゲンやエラスチンを増やす効果にもつながります。

(3) おしゃべりする

意外かもしれませんが、おしゃべりするだけでも唾液は沢山出せます。唾液の分泌は口を動かすことで促進されるので、沢山話せば話すほど唾液は分泌され、口内が唾液で満たされます。

(4) 唾液腺マッサージをする

だ液腺口腔内に3ヶ所あります。力を入れずに指で軽く圧迫するように、やさしく行いましょう。

1.耳下腺:耳たぶおやや前方、上の奥あたりのほほに指を当て、やさしくマッサージしましょう。

耳下腺マッサージ

2.顎下線:顎の骨の内側の柔らかし部分です。やさしくマッサージしましょう。

顎下腺マッサージ

3.舌下線:顎の先のとがった部分の内側、下の付け根にあります。下あごからしたを押し上げるようにグーッとマッサージしましょう。

舌下腺マッサージ

 

4. おわりに

イソジンで風邪の予防のついでに口臭ケアできればベストですが、そうは問屋がおろしません。イソジンはあくまで風邪の予防、口臭ケアはノンアルコールの口腔洗口液やガムを噛む事などしっかりと用途を分けることを意識していきましょう。また、あくまで口腔洗口液は口臭や歯周病の予防しか出来ません。根本的な解決には歯科医に行って自分の口臭の原因をしっかり知ることも大切だと思います。原因を知り、日々のセルフケアで十分対策で出来るのでしたら、ぜひこの記事で気付いたことを実践していただけると幸いです。昨日まであなたが知らなかった口臭の知識が、今日このときあなたの生活を支えてくれることをくちラボ編集者は願います。

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