虫歯予防の大原則と虫歯を作らないテクニック7選!

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「キーン!あれ、虫歯かもしれない…」その予感はできれば思いちがいであってほしい!虫歯はだれしもなりたくないものだと思いますが、虫歯予防のために、何をなさっていますか?歯磨きだけ、という方が多いのではないでしょうか。ここでは、虫歯ができるメカニズムと虫歯を作らないテクニック7選 をお伝えします。小さい頃に虫歯で悩まされた人も、大人になってからも歯医者が怖くてたまらないというあなたも、はたまた虫歯になったことがないからこのままキープしたいというあなたも、ぜひ参考にしてみてください。これを読めば、もう虫歯も歯医者も怖くなくなりますよ!

1. 知っておきたい虫歯の大原則!カイスの輪とは

そもそもなぜ虫歯になるのでしょう?

虫歯になる原因は主に3つあります。「歯質」「細菌」「糖」です。この3つの要因が全てが合わさった時、人ははじめて虫歯になるのです。

この虫歯の3つの要因を分かりやすく図にしたのが、歯医者さんなら誰でも知っている「カイスの輪」(キースの輪) です。

カイスの輪

上記の図をご覧ください。虫歯は、3つの輪「歯質」「細菌」「糖」が重なった時にできます。そして、そこに「時間」が加わるほど、虫歯が進行します。

つまり、その要因をひとつでも改善することができれば虫歯はできないということです。そして、重なってしまったとしても「時間」を最小限に抑えれば虫歯の進行は止められるということ。とっても簡単!

世の中に虫歯予防のためのハウツーって沢山ありますが、よくよく考えてみるとすべてそのどれかの輪に関係していることが分かります。たとえば、「甘いものを食べたまま歯磨きしないで寝ると虫歯になる」というのは、「糖」と「+time」を指しています。

このように、カイスの輪を覚えておけば、あらゆる虫歯予防の説明が簡単に理解できるようになります。2章からは、具体的な虫歯予防のテクニックをご紹介します。

2. テクニックを試す前に知っておきたい!私はどれをやるべき?

これから虫歯を作らないテクニック7選 をご紹介します。

大前提として、これからご紹介するテクニックを全部やっていただけると虫歯の心配はほとんどなくなります。しかし、時間がない中でなかなか全部やるのは大変ですよね。

1章のカイスの輪を思い出して見てください。「歯質」「細菌」「糖」全部を改善しなくても、その要因をひとつだけでも改善すれば虫歯はできません!

時間がない時は、最低限一つをやりましょう。 あなたに合った方法が見つかりやすいように、タイプ別におすすめテクニックをご提案しているので、テクニックを読む前に、こちらもチェックしてみてください。

タイプ別!こんな人におすすめ
■毎日コツコツやるのが得意な人におすすめ
3. 「歯質」を強化するためのテクニック2選
4-2.“正しい”歯磨きをする

■忙しい!&めんどくさがり屋の人におすすめ
4-3. 歯科医院でクリーニングを受ける

■お子さんがいるママにおすすめ
4-1. そもそも、2歳までに感染しない!
3-1. フッ素を塗布する

■甘いものをよく食べちゃう人におすすめ
5. 「糖」をコントロールするテクニック2選
3-2. CPP-APC(リカルデント)を摂取する

3. 「歯質」を強化するためのテクニック2選

「歯質」を強化するためのテクニック2選をご紹介します!

3-1. フッ素を塗布する

フッ素には「歯質」を強化する働きがあります。 フッ素を歯の表面に塗ると、ハイドロキシアパタイトという成分とくっつき、酸に抵抗のあるフルオロアパタイトを形成します。これは、エナメル質が酸に溶け出すのを防いでくれる効果があります。

フッ素の塗布は、歯医者で受けられます。歯医者では高濃度のフッ素が処方されます。クリーニングのメニューに仕上げとして付いていたり、オプションとして付けることが可能です。相場料金は、保険適用も自費治療もありますが、だいたい500~1,000円で受けられるようです。頻度は年に3~4回程度が適当で、3ヶ月に一度受けることをおすすめします。

また、自宅でも低濃度のフッ素を取り入れることができます。この場合、歯磨き粉や洗口液で摂取します。歯磨き粉は「チェックアップ」「コンクールジェルコートF」 がおすすめです。

チェックアップスタンダード

チェックアップスタンダード 120g(¥540、ライオン)

ジェルコートF

コンクールジェルコートF 90g (¥1,080、ウエルテック)

ちなみに、フッ素は、大人よりも子どもに効果的です。 石灰化が完了している大人の歯よりも、石灰化が未成熟の子どもの歯のほうが浸透するので効果が高くなります。さらに、フッ素は再石灰化をうながすので、知覚過敏にも効果があることが分かっています。

3-2. CPP-APC(リカルデント)を摂取する

「歯質」を強化するには、フッ素以外にもCPP-APC(リカルデント)が有効です。CPP-APC(リカルデント)は、「リカルデントガム」 と塗る歯磨き粉「MIペースト」 で取り入れられます。

リカルデントグリーンミントガム

リカルデント グリーンミントガム 14粒入り (¥120、モンデリーズ・ジャパン)

「リカルデントガム」 なら、コンビニドラッグストア等でも手に入りますね!

MIペースト

MIペースト 40g (¥1,346、GC)

「MIペースト」 は、歯磨き後に塗るペーストです。使い方は、歯みがき後に歯ブラシにつけて軽くブラッシングするように行き渡らせます。塗布後、3分間は唾液も吐き出さずにそのまま待ちます。3分を過ぎたら唾液を軽く吐き出して、30分間はなるべく飲食を行わないで下さい。そして、30分後に少量の水でうがいをして終わりです。

メロン、ストロベリー、バニラ、ヨーグルト、ミントのフレーバーから選べます。カルシウム成分を配合しているので、牛乳アレルギーの方は使用をお控え下さい。

4. 「細菌」を増殖させないテクニック4選

「細菌」を増殖させないテクニック4選をご紹介します!

4-1. そもそも、2歳までに感染しない!

2歳までに感染させない!

虫歯の原因となる「細菌」は、ミュータンス菌です。実は、ミュータンス菌は、一度感染してしまうと一生ついてまわる細菌です。でも、2歳までに感染しなければその後、一生感染することはありません。

歯磨きを特に頑張っている様子もないのに、生まれてから一度も虫歯になったことがない!という人もいますよね。日本人には3%存在すると言われているのですが、その方は「ミュータンス菌に感染していない人」かもしれません。大人になってしまってからだとなかなか難しいですが、これから生まれるお子さんにはぜひ、次の予防法を実践してみてください。

■勝負は2歳まで!わが子をミュータンス菌に感染させない方法

  • 親が噛み砕いたものを子供にあげない
  • 哺乳ビンの吸い口に親は口をつけない
  • 親の口をつけた箸で子供に食事を与えない
  • 子供の歯ブラシを親の口に入れない

ミュータンス菌は伝染病で、母親がキスしたり母親がくわえた指や哺乳瓶などから感染します。これを実践すれば、ミュータンス菌に感染しません。

裏ワザ?「3DS」を使ってミュータンス菌を減らす

え、もうダメじゃんと落胆したあなた、実は近年では、不可能と言われていたミュータンス菌を減らす技術があるのです。「3DS」(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム) はミュータンス菌をクロロヘキシジンという薬剤で減らしていくことができます。麻酔治療などが難しい妊婦さんの虫歯予防におすすめです!そして、母子感染の予防にも効果があります。予防歯科の一環として行われる場合がほとんどで、単品でも受診はむずかしく細菌検査やクリーニング等すべて込みで約3万円という歯科医院が多いようです。

4-2. “正しい”歯磨きをする

虫歯予防のキホンは、やはり毎日の歯磨きです。歯磨きは「細菌」が作り出す歯垢を除去することができます。歯垢をきちんと除去するには、“正しい”歯磨きができていることが重要です。ここでは、正しい歯磨きをマスターするコツを5つ お伝えします。

4-2-1. ヘッドの小さな歯ブラシを選ぶ

toothbrush

歯ブラシのヘッドは小さいものを選びましょう。小回りがきいて磨きやすいからです。ちなみに、毛の硬さは「ふつう」~「やわらかめ」を選びましょう。硬い毛は歯や歯ぐきを傷つけることがあります。

歯ブラシの選び方については、こちらの記事「歯ブラシを変えると全然ちがう!おすすめ歯ブラシ8選」に詳しいので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

4-2-2. 歯ブラシはペンを持つような握り方で、力を入れずに磨く

歯ブラシは、ペンを持つような握り方で、力を入れずに「ゴシゴシ」ではなく「シャカシャカ」と磨きましょう。歯ブラシをにぎり持ちしてしまうと、奥歯まで磨けません。また、強い力が加わってしまい、ゴシゴシと歯磨きになり歯垢が落とせません。更に、歯ぐきや歯の根を傷つけてしまい、そこから歯周病にもなりかねないので要注意です!

4-2-3. 鏡を見ながら磨く

鏡を見ながら歯磨き

上手に歯磨きをするコツは、鏡を見ながら磨くことです。ぜひ大きな口を開けて、自分の歯の状態を見ながら、歯磨きをしてほしいなと思います。歯はよく見ると、平べったい板ではありません。丸くなってハブラシの当たりにくい所や、唇におおわれてハブラシの毛先が届かない所などが、発見できると思います。そこが歯垢のたまりやすい場所です。特に、歯と歯ぐきの間や、歯と歯の間は、よく注意して歯磨きしましょう。

4-2-4. 小刻みに磨く

小刻みに磨きましょう。多くの人が歯磨き時、歯ブラシを動かす距離が長すぎるといいます。ベストな動かす距離は5mm程度(歯1本分くらいの幅)です。 細かい往復運動が最も歯垢を落とせます。一度に広範囲を歯磨きしようとして、大きく動かしても、結局は歯垢が落とせないので、無駄になってしまいます。少し手間がかかりますが、根気よく小刻みにハブラシを動かしましょう。

4-2-5. フロスを使う

みなさん、フロスを使って歯を磨いていますか?実は、どんなに歯ブラシを頑張っても、歯ブラシでは60%の汚れしか落ちていません。残りの40%はどうやって落とせばいいのでしょうか?
その答えは自宅で簡単にできるフロス  か、歯医者の歯のクリーニング です。毎週歯医者さんに行くわけにも行かないので(歯周病の方はそれ位の頻度での通院が必要ですが)、自宅で簡単にケアできるフロスをおすすめします。フロスを使えば、歯磨きでは60%しか落とせなかった汚れを90%近くまで落とすことが可能です。しかし、それでもやはり落とし残りがあるので、健康のためには3ヶ月に一度は歯医者で歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

フロスの正しい使い方については、こちらの記事「デンタルフロスとは魔法の糸!オススメの商品と正しい使い方」をご覧ください。

4-3. 歯科医院でクリーニングを受ける

定期的に歯医者でクリーニングを受けましょう。「細菌」は「歯垢」をつくり、「歯垢」はやがて「バイオフィルム」になります。「バイオフィルム」になると、歯磨きだけで落とすことはむずかしくなります。物理的に落とすことしかできないため、バイオフィルムを除去するには、歯医者で行うクリーニングが効果的です。

クリーニングは総称で、バイオフィルムを除去してくれるのは、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)で、「プロによる機械的な歯の清掃」です。プロによるスーパー歯磨きと思ってくれるといいかもしれません。相場料金は、1万円前後です。受ける頻度は3ヶ月に一度をおすすめします。

PMTCについて詳しくは、こちらの記事「歯石取りだけでは不十分?歯の健康のために受けるべきPMTCとは」をどうぞ。効果や価格、歯医者の選び方までご紹介しています。

そして、バイオフィルムは虫歯だけでなく歯周病の原因にもなります。歯周病は、全身の病気を引き起こす恐ろしい病気ですので、虫歯予防といっしょに歯周病予防もできる歯のクリーニングをつよくおすすめします。ぜひこの機会に、虫歯ができた時にだけ歯医者さんに行くのではなく、予防のための歯医者さんも考えてみてください。

5. 「糖」をコントロールするテクニック2選

「糖」をコントロールするテクニック2選をご紹介します!

5-1. 間食をしない

「糖」は口内を酸性に傾け、酸が歯を溶かし虫歯をつくります。口内を中性に保つことが虫歯を予防する秘けつです。そのためには、間食をしないことが重要です。「糖」というと甘いおやつばかり想像してしまいますが、実はあらゆる食べ物に糖は含まれています。朝・昼・晩の食事でも、口内は酸性状態になります。

一度、酸性になった口内は30分かけて中性に戻ります。間食が多いと、この中性に戻るタイミングが失われてしまうため、常に口内が酸性状態になります。とっても虫歯になりやすい状態です。それを避けるために、間食を控えて、口内が中性に戻る時間を作ってあげましょう。

5-2. キシリトールで代用する

甘い物は、ストレス発散になったり、何かと食べたくなってしまうものですよね。そんな時は、キシリトールで代用しましょう。キシリトールは、細菌(ミュータンス菌)がからみついても酸を出さないので甘いのに虫歯にならない不思議な成分です。シラカバを原料にして生産されている天然素材の甘味料で、砂糖と同じ甘さなのにカロリーは25%も低いのも特長です。

「キシリトールガム」が最も含有量が高いのでおすすめですが、成分表をよく見てみると他のガムでも甘味料としてキシリトールが使われていることが多いのでガムを選ぶ際は注意してみて下さい。また、キシリトールは、甘さの代用になるだけでなく、フッ素と同じような歯質を強化する働きも持っているので、キシリトールガムを噛めば一石二鳥ですよ。

ロッテ キシリトールガム

キシリトールガム 14粒入り (¥120、ロッテ)

6. おわりに

いかがでしたか。虫歯ができるメカニズム、虫歯を作らないテクニックはマスターできそうですか?歯医者さんならだれでも知っているというカイスの輪の知識を活用して、虫歯知らずの健康な口もとを手に入れましょう!

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