歯を削らない!テトラサイクリン歯はホワイトニングで改善できる

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テトラサイクリン歯をご存知ですか?テトラサイクリン歯は、幼い頃に飲んだ風邪薬のシロップが原因で、永久歯が生える段階で変色してしまった歯のことです。

ネット上には、テトラサイクリン歯を治す方法が色々と紹介されています。でも、どのサイトも説明や主張がバラバラで、どれが一番自分に合っているのかわからないですよね。

特に「テトラサイクリン歯はホワイトニングで改善することができない」と主張しているサイトは多く、歯を削らないと改善できないのか…とテトラサイクリン歯の改善に一歩を踏み出せない人も多いでしょう。

でも、実は、テトラサイクリン歯はホワイトニングで改善できます! 歯の色を明るくすることで変色は目立たなくなります。また、ホワイトニングは他の治療方法と比べると、歯を削ることなく色を明るくすることができるため、安全面・健康面でのリスクが低いです。

この記事では、ホワイトニングでテトラサイクリン歯を改善させる方法をご説明します。

またこの記事ではホワイトニング以外の方法にも触れていきます。記事を読み終えた時には、あなたを悩ませていたテトラサイクリン歯を改善する方法が理解できます。ぜひ改善への第一歩を踏み出してみてください!

1. テトラサイクリン歯とは?

テトラサイクリン歯は、どんな原因で変色してしまうのでしょうか。この章では、変色する原因と変色した場合に多くの人が感じている問題をお伝えします。

1-1. なぜ歯は変色してしまうのか?

テトラサイクリンの歯

テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色してしまった歯 のことです。歯の形成期(0~12歳頃)にこの抗生物質を大量にとってしまうと、副作用として変色してしまいます。写真のように歯の色が灰色がかってたり、縞模様があるのが特徴です。

テトラサイクリン系の抗生物質は、かつて風邪薬のシロップに使われており、日本では昭和40年代に多量に使われておりました。そのためこの年代に生まれ育った人々には、テトラサイクリンで変色した歯が多く見られます。

1-2. テトラサイクリン歯の分類

テトラサイクリンで変色した歯は、ファインマンによれば「第一度」から「第四度」四つの分類にわけられます。それぞれ変色の特徴や色の濃さが異なります。「第一度」が軽度の変色で、だんだん「第四度」に上がるにつれて、変色の度合いが強くなります。

それぞれの分類の詳細は、以下の通りです。

第一度 第二度
テトラサイクリン 歯 黄ばみ 1 テトラサイクリン 歯 黄ばみ 2
  • 淡い黄色、褐色、灰色で歯全体が一様に変色している
  • 縞模様は見られない
  • 第一度よりも色が濃く歯全体が一様に変色している
  • 縞模様は見られない
第三度 第四度
テトラサイクリン 歯 黄ばみ 4 テトラサイクリン 歯 黄ばみ 4
  • 濃い灰色、青味がかった灰色をしている
  • 縞模様が見られる
  • 全体的に着色が強い
  • 縞模様が見られる

後ほど詳しくご紹介しますが、「第一度」「第二度」の人はホワイトニングで歯の色をかなり改善させることができます。

非常に変色が強い「第三度」「第四度」の人でも、時間を掛けてホワイトニングすることで、歯の色を明るくできるなで、目立たなくさせることができます。

変色した歯は、健康面に問題はなし!むしろ得する部分も。

テトラサイクリン歯は、歯の色が変色しているため相手に悪い印象をあたえるかもしれません。しかし、健康に何らかの問題が生じることはありません。むしろテトラサイクリン歯はむし歯になりにくい と言われています。テトラサイクリン歯は、一般の歯よりもおトクな部分もあるのです。

2. テトラサイクリン歯を改善できる「デュアルホワイトニング」

テトラサイクリン歯はホワイトニングで改善させることができます。

ホワイトニングとは、変色した歯の色を改善していく歯医者で行う方法です。ホワイトニングをすることで、テトラサイクリンで変色した歯であっても、歯の色を明るくすることができます。 歯の色が明るくなると、多くのテトラサイクリン歯の人が悩んでいる、歯の変色が目立たなくなります

テトラサイクリン歯は、「デュアルホワイトニング」で歯の色を改善することができます。「デュアルホワイトニング」とは、「ホームホワイトニング」「オフィスホワイトニング」の両方を組み合わせた方法です。それぞれの方法を単独で行うよりも歯の色の改善が早いため、おすすめです。

ホームホワイトニングとは、過酸化尿素を主成分としたジェルをマウスピースに注入し、マウスピースを上下の顎に毎日2時間ほどはめて歯の色を改善させていく方法です。

オフィスホワイトニングとは、過酸化水素を主成分とした薬剤を歯に塗り、光を当てて歯の色を改善する方法です。ホームホワイトニングは歯の内側の色を徐々に明るくしていくのに対して、オフィスホワイトニングは外側から歯の色を明るくしていくことができます。

それぞれのホワイトニング方法の詳細については、以下の記事で説明しているのでご覧ください。
歯医者もおすすめ!ホームホワイトニングの効果、価格、注意点
短期間で歯を白くする!オフィスホワイトニングの効果とは?

2-1. ホワイトニングの効果

ここからはデュアルホワイトニングを続けた時の歯の色の変化についてお伝えします。テトラサイクリン歯の人は、デュアルホワイトニングを約半年~1年続けると、明るさの変化を感じることができます。

「第一度」「第二度」の変色の度合いの人は、半年ぐらいで「白くなった」と感じるほど歯の色の改善が顕著にみられます。

テトラサイクリン 変化 F1 F2

「第三度」「第四度」の変色の度合いの人でも、1年くらいデュアルホワイトニングを続けることで、うっすらと特徴的な縞模様が残りますが、全体的に歯の色が明るくなり「目立たなくなった!」と変化を感じることができます。

テトラサイクリン 変化 F3 F4

こうして効果の変化を見ると、テトラサイクリン歯でも変色した歯の色が薄くなり、かなり色が明るく見えるのが分かるかと思います。

多くの歯医者では「ホワイトニングではテトラサイクリン歯は白くならいないですよ」と患者に伝えて、ホワイトニングを勧めないことが多いです。

そのため、テトラサイクリン歯はホワイトニングでは改善できないのだろうと思っている方も多いのではないかと思います。実は、テトラサイクリンの歯はホワイトニングで改善させることは可能なのです!

2-2. デュアルホワイトニングの価格

120,000円~140,000円が相場です(一般的にデュアルホワイトニングで掛かる費用と半年分のホームホワイトニング用ジェルを購入した費用とで計算した場合)。

3. ホワイトニング以外でテトラサイクリン歯を改善する3つの方法

ホワイトニング以外にもテトラサイクリン歯を治す方法はあります。ここからは、「ラミネートベニア」「コンポジットレジンによるダイレクトポンディング」「歯のマニキュア」の3つについてご紹介します。

これらの方法は歯を削ったり、歯に被せ物をするなど歯には良くない方法のため、正直どれもおすすめはできません。しかしデュアルホワイトニングとは違い、比較的短期間で歯の色を改善できるという特徴があります。

どうしても短期間で白くしなければならないという人は、検討してみてください。

3-1. ラミネートベニア

テトラサイクリンの歯を治すラミネートベニア

ラミネートベニアとは歯を削り、白いセラミックのチップをつけ爪のように歯の表面に貼りつける方法です。セラミックのチップは希望の白さを選ぶことができるため真っ白な歯にすることも可能です。

セラミックのチップはとても薄いため、「第三度」「第四度」に分類される縞模様が強い人、変色が濃い人にはテトラサイクリン歯の縞模様が透けて映ってしまいます。 なので事前にホワイトニングをして一度歯の色を目立たなくさせて、ラミネートベニアを行うのが一般的です。

そのため、一度デュアルホワイトニングをしてみて、自分が希望する歯の明るさにならなければ、ラミネートベニアを検討するというスタンスが良いでしょう。

しかし、ラミネートベニアは、歯を削るという手法であり、健康面でのリスクが高く、強くおすすめできません

3-1-1. ラミネートベニアの価格

ラミネートベニアは、1本あたり相場で10万円ほどかかります。前歯6本差し替える場合、60万円かかります。

3-1-2. ラミネートベニアのメリットとデメリット

ラミネートベニアでテトラサイクリン歯を改善させるメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
  • 人工の歯を貼るため、真っ白な歯にすることができる

ホワイトニングでは変色した歯の色を明るくすることですが、真っ白なレベルまで到達するのはなかなか難しいです。その一方で、ラミネートベニアでは真っ白にすることができます。

  • テトラサイクリンの特徴である縞模様を隠すことができる

テトラサイクリン歯は縞模様があるのが特徴です。ホワイトニングでは、この縞模様が消すことができませんが、ラミネートベニアではチップで覆い隠すことができます。

デメリット
  • 一度歯を削ってしまったら、二度と元に戻すことができない

ラミネートベニアは、歯の表面を削る方法です。歯の表面を一度削ってしまったら、戻そうと思っても、二度と元の状態に戻すことはできません。

  • 痛みやしみる場合がある

ラミネートベニアをした人は、まれに痛みやしみる症状がでる場合があります。その理由は歯の組織を削りすぎか、チップがちゃんと歯に合っていないためです。

  • チップは取れやすく、割れたり欠けたりする可能性がある

ラミネートベニアのチップはとても薄く取れやすい上、割れてしまったり、欠けてしまう可能性があります。何度も取れてしまうと、1つ約10万もする高価なチップを作り直す必要があり、その都度歯を削る必要があります。

歯を削ってしまうと歯がしみる原因にもなります。また歯を削るのにも限界があるため、最悪、抜歯(歯の神経を抜く)になる可能性もあります。

  • 上の歯しかチップを貼ることができない

ラミネートベニアのチップは、上の歯しか貼り付けることができません。なぜなら上の歯は下の歯にかぶさるようになっているためです。

下の歯にチップをつけてしまうと歯を噛み合わせる時に外れてしまいます。そのため噛み合わせた時に影響のない上の歯にしかつけられません。

また話している時はそこまで目立ちませんが、口を大きく開けたときなどはチップをつけた白い前歯と他のテトラサイクリン歯との差が目立ってしまう可能性があります。

3-2. コンポジットレジンによるダイレクトボンディング

コンポジットレジン ダイレクトボンディング法

コンポジットレジンによるダイレクトボンディングとは、歯の表面をレジンという歯科用プラスチックで覆い、光を当てて固める方法です。この方法では歯を削らず、歯の表面にプラスチックを塗ることで歯の色を隠していきます。

レジンは2-3年で変色が目立つようになります 。なぜならレジンは水を含む性質があり、徐々に水を吸い込み素材が劣化していくからです。劣化すると黄ばみが強くなっていきます。

黄ばみが目立つようになると、透明感がなくのっぺりとした質感になってしまいます。レジンを入れたばかりの歯は仕上がりが綺麗でも、唾液にさらされている口の中では徐々に劣化していきます

またコンポジットレジンによるダイレクトボンディングは、健康面でのリスクが高く、おすすめすることができません。

3-2-1. コンポジットレジンの価格

コンポジットレジンのダイレクトボンディングは、価格は1本3万円~5万円程度です。

3-2-2. コンポジットレジンのメリットとデメリット

コンポジットレジンでテトラサイクリン歯を改善させるメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
  • 比較的安く歯を白くできる

ラミネートベニアと比べると、1本あたりの価格を抑えて歯を白くすることができます。

デメリット
  • 口もとがふくらみ、歯がでっぱりやすい

プラスチックを今ある歯の表面に塗るため、歯に厚みが生まれます。厚みが生まれるため、口もとが膨らんでしまいます。歯は白くなりますが、口もとが膨らむことで、出っ歯のような感じになります。

  • 歯とコンポジットレジンレジンの間が虫歯になやすい

コンポジットレジンによるダイレクトボンディングは、天然の歯の上にプラスチックを塗り、固定させる方法です。歯とコンポジットレジンの間にプラークが付着し、虫歯になってしまう可能性があります。

  • レジンを剥がす際、歯を傷つけてしまう可能性がある

レジンはプラスチックのため、2-3年で変色し黄ばんでしまいます。そのため白さを維持するには、2-3年おきに変える必要があります。

しかし、変える際に歯につけたレジンをまず剥がさないといけません。レジンを剥がす際、歯を削ってしまう危険性があります。

3-3 .歯のマニキュア

歯のマニキュア やり方4

テトラサイクリン歯を白く見せる方法に、歯のマニキュアという選択肢があります。歯のマニキュアとは、専用のマニキュアを歯に塗り、歯を白く見せる方法です。

長時間付けられるものではないので、効果の持ちは短いですが、ここぞというときに手軽に歯を白くするのに向いています。そんな歯のマニキュアには、市販の商品歯科医院で行う方法があります。

歯のマニキュアは不自然な仕上がりになりやすく、こちらもおすすめできません。歯のマニキュアの詳細については以下の記事で紹介しております。
歯のマニキュアはやるべきではない?やって気づいた問題点とリスク

3-3-1. 歯のマニキュアの価格

市販の商品の場合、1,500円~3,000円で購入ができます。歯医者で行う場合は、1本あたり数千円~1万円かかります。

3-3-2. 歯のマニキュアのメリットとデメリット

歯のマニキュアでテトラサイクリン歯を改善させるメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
  • 市販のマニキュアを使用する場合、安い費用で歯を白くみせることができる
デメリット
  • 色ムラになりやすい
  • 白さ自体がのっぺりとした不自然な白さ
  • 落とし残しには着色汚れや歯垢が溜まりやすい
  • 唇や歯ぐきについてしまうと、落とすのが大変
  • 落とすときに歯を傷つけてしまう恐れがある

4. おわりに

テトラサイクリンによる歯の変色で悩まれている方は多いと思います。ネット上では、色んな情報があるため、どれが一番自分に合っているのかわからないのが本音でしょう。

ホワイトニングはテトラサイクリン歯を改善できる方法の中で、最も安全で効果的な方法です。そのため、最もおすすめな方法です。特にホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングは、なるべく早い期間で歯の色を明るくすることができます。

ホワイトニングは安全面だけでなく、価格においても他の方法より優れています。例えばラミネートベニアでは1本あたり10万の費用がかかります。一方で歯のホワイトニングでは12万~14万ほどで、歯の明るさを全体的に改善することができます。

テトラサイクリン歯を改善させたい方は、まずはデュアルホワイトニングから始めてみましょう。ホワイトニングはテトラサイクリン歯を改善させる第一歩です!歯の色が明るくなることでコンプレックスがなくなり、自分に自信が持てる方も多くいます。

これを読んだあなたも、ホワイトニングで自信の持てる歯を手に入れましょう!

参考論文:Let’s Whitening 歯医者さんと一緒に白い歯願望の旅に出よう, 2001.近藤 隆一

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